平成24年度水戸支部定時総会
2012.5.8|詳細内容テキスト
平成24年度定時総会
原案通り全議案可決
茨城県建設業協会水戸支部 平成24年度定時総会
県建設業協会水戸支部は8日、24年度の定時総会を水戸市青柳町の県建設技術研修センターで開催しました。
審議を前に尾曽支部長は、昨年の東日本大震災直後の支部員の応急復旧活動に改めて感謝を述べるとともに、最近の活動状況を報告。「常に危機感を感じながら、互助互恵の精神で、健全な活動をお願いしたい。また、活発な支部活動にお礼を申し上げるとともに、さらなる前進を」と望みました。
議事は23年度事業報告・決算や24年度事業計画・予算などのほか、任期満了に伴う役員改選を審議し、尾曽支部長の再任を全会一致で可決承認しました。
尾曽支部長はまず、6日に発生した竜巻の被害者に見舞いの言葉を述べるとともに、23年度を「悪い意味で歴史に残る年」と振り返り、震災の復旧では、支部員の献身的な尽力により、「地元建設業者が大事であり必要であると、県民は認識を改めて理解してくれたと思う」と話し、改めて支部員に感謝を述べました。
談合の問題には「常に危機感を感じながら、互助互恵の精神で健全な経営をされることを、切にお願いする」と訴え、AIJ投資顧問の企業年金資金消失問題には「県建設業厚生年金基金では約37億円の被害を受けており、自民党のプロジェクトチームに損失補てんをお願いしている」と状況を説明。
来賓では、県建設業協会の岡部英男会長が「水戸支部は本県建設業協会の中核を担い、最大の貢献をしている」と感謝し、「今後もこの中心がぶれることなく、万全の体制を築いて協会運営にご貢献を」と要請しました。
議事は、24年度事業計画・予算の承認など3議案をいずれも原案通り可決承認した。任期満了に伴う役員改選では、理事21人と監事5人を選出した後、第1回理事会を開催して尾曽支部長をはじめ正副支部長全員の留任を全会一致で承認。尾曽支部長は「いろいろと問題を抱えているが、何とか生き残らなくてはならない。役員一丸となって、支部や協会のためがんばっていく」と再任のあいさつを行いました。
総会では、新入会員として水戸グリーンサービスを紹介し、雨貝洋社長が挨拶。また県建設業暴力追放推進協議会水戸支部の総会も合わせて開かれ、3議案を原案通り可決しました。